うどん
うどんの100g当たりのカロリーと多い栄養を掲載しています。
・うどんの生…270kcal
・うどんのゆで…105kcal
・干しうどんの乾…348kcal
・干しうどんのゆで…126kcal
多いビタミンとミネラル…含有量(所要量に対する割合)
※所要量は18~69歳の男女の平均値で計算
うどんの生
モリブデン…7μg(28.0%)
セレン…6μg(21.8%)
マンガン…0.39mg(10.4%)
うどんのゆで
なし
干しうどんの乾
モリブデン…12μg(48.0%)
セレン…10μg(36.4%)
銅…0.11mg(13.8%)
マンガン…0.5mg(13.3%)
干しうどんのゆで
なし
うどんの栄養の主成分は炭水化物です。たんぱく質も少し含まれており、うどんのゆで100gのたんぱく質の含有量は2.6g(所要量の4.7%)です。食物繊維の含有量はうどんのゆで100g当たり0.8g(所要量の4.4%)です。
讃岐うどんは香川県の特産のうどんで、麺のコシの強さに特徴があります。一説には讃岐地方で生まれた弘法大師空海が、中国からうどんの製法を持ち帰ったと言われています。(あるいは「こんとん」と言う、うどんを発明する元となった食べ物がうどんの歴史の始まりとも言われています。)
それ以降、讃岐地方ではうどん作りが活発になりました。
讃岐地方はうどんの原料となる小麦粉、水、塩に恵まれています。気候が温暖で雨が少ない自然環境は日本でも最良質の小麦粉が育ち、ミネラル分の多い良質の地下水脈に恵まれ、さらに塩作りも盛んでした。
うどんの製法の伝来とうどん作りに最適となる条件が重なり、讃岐うどんが発達したと考えられています。
うどん料理の種類
・ざるうどん…うどんの麺をゆでてから冷水に入れて締め、ざるなどのうつわに盛り付けた料理です。つゆに付けて食べます。
・ぶっかけうどん…うどんの麺をゆでたものをうつわに盛り、生醤油や少量のつゆをかけて食べる料理です。
・釜揚げうどん…ゆでたうどんの麺を熱いつゆにつけて食べる料理です。
釜揚げうどんはゆでたうどんの麺を釜からすくい上げてすぐに食べるため、「釜揚げ」という名称で呼ばれています。うどんの麺とつゆが別々のうつわになっています。うどんの麺を入れたうつわにはうどんをゆでた時の湯も入っています。