マカロニ・スパゲッティ
マカロニ・スパゲッティの100g当たりのカロリーと多い栄養を掲載しています。
※マカロニとスパゲッティは形状が異なるだけなので、成分としては同一になります。
・マカロニ・スパゲッティの乾…378kcal
・マカロニ・スパゲッティのゆで…149kcal
多いビタミンとミネラル…含有量(所要量に対する割合)
※所要量は18~69歳の男女の平均値で計算
マカロニ・スパゲッティの乾
ナイアシン…2.3mg(17.7%)
ビタミンB1…0.19mg(15.4%)
パントテン酸…0.65mg(12.5%)
他にビタミンB6(0.11mgで所要量の8.8%)、ビオチン(4μgで所要量の8.0%)、葉酸(13μgで所要量の5.4%)、ビタミンE(0.3mgで所要量の4.4%)、ビタミンB2(0.06mgで所要量の4.3%)、ビタミンA(1μgで所要量の0.1%)が含まれています。
セレン…62μg(225.5%)
モリブデン…53μg(212.0%)
銅…0.28mg(35.0%)
マグネシウム…55mg(17.2%)
鉄分…1.4mg(15.5%)
亜鉛…1.5mg(14.3%)
リン…130mg(13.7%)
他にカリウム(200mgで所要量の8.9%)、クロム(1μgで所要量の2.9%)、カルシウム(18mgで所要量の2.7%)が含まれています。
マカロニ・スパゲッティのゆで
少し含まれているビタミンはパントテン酸(0.25mgで所要量の4.8%)、ビタミンB1(0.05mgで所要量の4.1%)、ナイアシン(0.5mgで所要量の3.8%)、ビオチン(1.4μgで所要量の2.8%)、ビタミンB2(0.03mgで所要量の2.2%)、葉酸(4μgで所要量の1.7%)、ビタミンB6(0.02mgで所要量の1.6%)、ビタミンE(0.1mgで所要量の1.5%)です。
セレン…28μg(101.8%)
モリブデン…11μg(44.0%)
銅…0.12mg(15.0%)
他に鉄分(0.6mgで所要量の6.6%)、亜鉛(0.6mgで所要量の5.7%)、マグネシウム(18mgで所要量の5.6%)、リン(46mgで所要量の4.8%)、カルシウム(7mgで所要量の1.0%)、カリウム(12mgで所要量の0.5%)が含まれています。
マカロニやスパゲッティにはたんぱく質が比較的多い(マカロニ・スパゲッティの乾=13gで所要量の23.6%)ですが、アミノ酸スコアが38なので良質のたんぱく質だとは言えません。
食物繊維の含有量はマカロニ・スパゲッティの乾は2.7g(所要量の15.0%)、ゆでは1.5g(所要量の8.3%)です。
マカロニとスパゲッティは原材料が同じですが、形状が異なります。食品の分類上ではマカロニもスパゲッティもマカロニ類の品質表示基準で定めるマカロニ類に属します。
マカロニは原料を2.5mm以上の太さの管状に成形したもの、または管状、棒状、帯状以外の形状に成形したものです。これに対して、スパゲッティは原料を1.2mm以上の太さの棒状に成形したもの、または2.5mm未満の太さの管状に成形したものです。
1.2mm未満の太さの棒状に成形したものをバーミセリー、帯状に成形したものをヌードルと言います。
スパゲッティとパスタには違いがあるのでしょうか。または呼び方に違いがあるだけで、実質的にはスパゲッティもパスタも同じ食品を指すのでしょうか。
先ほど書いたマカロニ類の品質表示基準においては、パスタという用語は定義されていません。しかし一般的にはスパゲッティのことをそのままスパゲッティと呼ぶこともあれば、スパゲッティのことをパスタと呼ぶこともあります。
ところで、パスタという言葉はイタリア語で麺類を意味します。イタリア語のパスタにはスパゲッティ、ペンネ(ペン先状、筒状のパスタの総称)、ラザニア(平たい板状のパスタの一種)などが含まれています。
要するにパスタというイタリア語はスパゲティも含むので、パスタとスパゲティの違いは特になく同一の食品を指すと考えてよいでしょう。